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一つの建築物を完成させるには、実に多くの業種の手が入ります。サッシは木造建築でいえば窓や戸といった建具に当たる部分です。さらには内・外装やベランダの手すりなどもこの業界で扱う場合が多いようです。名称は東海地区サッシ施工協会となっていますが、サッシに限らず、主としてビルの内・外装に関係する金属部分についての販売から施工までを扱う業者の集まりといえばいいのかもしれません。施工する建築物も、鉄筋・鉄骨が中心となっています。
現在はサッシといえばアルミ製が中心ですが、最初は鉄製のサッシから始まったようです。日本では、金属製サッシなどは比較的新しい建材です。協会が設立されたのも昭和50年頃でした。
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サッシの取り付け工事は、躰体(くたい)工事が完了した後に行われます。基本的には躰体の鉄筋部分に、サッシの外枠を溶接します。躰体そのものは、ミリ単位まで正確に作られているわけではありません。しかし、サッシの取り付けはコンマ何ミリという正確な寸法を割り出さなければなりません。サッシと躰体との間に出来たわずかな隙間はモルタルなどできれいに補修していきます。内・外装は建物の最後の仕上げとなりますが、それがきれいに仕上がるには、窓や戸などの部分が正確に取り付けられている必要があります。サッシ施工は内・外装工事の基準にもなる仕事だともいえるのです。
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ビル建築関係の金属部分を引き受ける |
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協会の会員の平均年齢は30代後半です。おそらく、名技連の中では一番若い団体でしょう。2代目、3代目に代替わりして間がないからです。また、若手が中心となっているのは、技術革新がどんどん進み、アルミに替わるPVCプラスチックやウッドといった新しい素材が次々に開発され、工法にもレーザーを使い水平を出す器具などが導入されているといったこともあるようです。
若さにあふれ、後継者に恵まれた組織だともいえるのですが、現場の施工を行う職人さんは、やはり減少傾向にあるようです。そこで、会員企業同士でお互いの得意分野を生かし、仕事の応援をするといったことも行っています。比較的規模の小さな企業が多いため、資材関連の共同購入といったことにも協会として取り組んでいます。
今後は、技術交流や情報の交換などをさらに積極的に進め、変化の激しい時代に対応しながら、より魅力ある業界にしていくことも協会としての大きな仕事となっています。
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