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照明、冷暖房、炊事、洗濯、パソコン…、いまや電気のない生活は全く考えられないほど、私たちの毎日は電気に依存しています。しかも、コンセントにプラグを差し込むだけで電気は簡単に使えます。
電気が発電所で作られることはだれでも知っています。当然、発電所からコンセントの間までが電線でつながれていなければなりません。そして、発電所から送られてきた電気を、必要とする建物内部に配線するのが電気工事士の仕事です。電気といっても、一般家庭用から通信関係、工場用、スプリンクラーなどの消防用設備など、使用目的によっていろいろな種類があります。そうした目的に応じた配線をしなければなりません。
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田舎などでは、いまでもガイシで天井や壁に取り付けられた電線を這わせてある古い家を見かけることがあります。もともと電気の使用を前提としていない時代に建てられたからです。そんな古い家屋にも電気は使われています。
現代では必要不可欠な電気ですが、電気工事に携わるには、電気工事士法、電気用品取締法、家庭電気用品表示法、火災予防条例など、さまざまな法令による規制があります。電気は目に見えない上、知らずに触れると、生命が危険にさらされることもあり、取り扱うには十分な知識が必要です。そのために、様々な法令があるのですが、かつては電気工事業者の主体性、責任性を保証する法律がなかったのです。しかも、電気工事に携わっているのは、中小企業が大半を占めていました。
そうしたことから、電気工事業者の経済活動を促進して経済的地位の向上を図り、事業の主体性を確立し、社会的存在の正常化に努めようという気運が盛り上がり、昭和39年に発足したのが愛知県電気工事業工業組合でした。
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見えない電気が相手だからこそ求められる高度な知識と経験 |
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組合は、昭和41年には子弟や若手社員の技能の向上、資格の取得などを目的として愛知県電気技術専門学院を設立します。さらに、電気工事の業務の適正化を目指して電気工事業法の制定にも取り組みました。
現在の組合員は約2000社です。電気関連の技術や知識は日進月歩で進化しています。新しい知識や技術を身に付けていかなければなりません。その一方で、安全な工事を行うには、経験も重要です。相手が電気という目に見えない存在だけに、気の抜けない仕事です。
この業界もこれまでのような受け身の仕事から、これからはエンドユーザーに対しメンテナンスなど直接、積極的に働きかける仕事も行えるようにしていく必要があります。組合の役割はこれからますます重要になります。
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