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住まいに対する人々のニーズは時代とともに大きく変わっています。戦後の50数年間を見ても、焼け跡での雨露を防ぐだけの住まいから、広さが求められるようになり、さらに、地震、台風、火災などの災害に強い家、そして、暮らしの質を向上させる工夫へと変化しています。そうした中、快適で、豊かな暮らしを演出する室内装飾への需要も増大してきました。
室内装飾は、家具やテーブルクロス、カーテン、花瓶など室内の装飾に関することすべてが含まれる非常に幅の広い分野です。畳もインテリアの一部と考えられます。ところが、これらの商品はそれぞれ個別の業種として成立しています。では、室内装飾事業とはどの部分を指すのでしょうか。
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同じ間取りの部屋でも、ちょっとした工夫やアイデアで、ぐんと使いやすくなります。部屋を少しでも広く見せたいときには、家具を工夫すると同時に色彩やデザインを変えることによってかなり広さのイメージが変化します。
室内装飾の基本となるのは、カーテン、カーペット、壁紙です。そして、床、壁、天井をいかに演出するかによって、その部屋の雰囲気が大きく変わってきます。室内装飾事業の基本はこれらの加工、販売、施工、つまり内装仕上ということです。家具や小物などは、施主自身で置いたり移動することが可能です。しかし床や壁は、簡単に貼ったりめくったりすることはできません。
たとえば壁紙を貼る場合、しわの出ないように、しかも壁際などを寸法通りにきれいに仕上げるには、手作業によるかなりの熟練を必要とします。とくに最近は新しい素材が次々に開発されています。そうしたことにも対応していかなければなりません。
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暮らしの洋風化にともない
ソフト面を充実する機能を |
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室内装飾を室内の装飾に関するすべてとして広義に捉えるならば、昔からある簾(すだれ)や襖(ふすま)といったものも含まれるでしょうが、カーテン、カーペット、壁紙といったようにある程度の限定をすれば、生活が洋風化した戦後の職種といえるようです。組合の設立も昭和39年とそれほど古くはありません。
一方、住まいの性能、建材、インテリア関係の素材は急速に多種多様化しています。そうしたことに対応していくため、平成6年に職業訓練校を開設し、組合に加盟している企業の若手社員や後継者の育成にも力を入れています。
ただ、新規住宅着工件数が減少し、室内インテリアへの関心が高まるなか、これからはリフォーム需要が増大することが見込まれています。そのためにはハード面だけではなく、インテリアデザインといったソフト面にも力を入れる必要があるようです。
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