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和楽器には、雅楽(ががく)で使われるものから琵琶や鼓、民謡で使われる三絃(三味線)、太鼓、笛など多くの種類があります。しかし、西洋楽器に比べると、一般の人には馴染みが薄いようです。和楽器といっても、笛や太鼓などを除いてその多くは、もともとシルクロードを通り、中国から伝来して独自の発達したものがたくさんあります。ただし、大正時代に名古屋で考案された大正琴は、和楽器には分類されません。楽器としては日本独自のものであっても、西洋の旋律を演奏するためのようです。
平成14年度から学校教育に和楽器が採用されますが、教えられる教員が少ないという問題が指摘されています。それでも戦後何度か和楽器のブームがありました。昭和20年代には小唄、30年代には琴、そして50年頃からは高橋竹山の影響を受けた津軽三味線がブームとなり、最近も津軽三味線が人気を博しています。また、雅楽の「ひちりき」もちょっとした人気を呼んでいます。
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代表的和楽器の一つである琴の胴は桐の木で作られています。桐材を火箸でこすって磨くのですが、全体が竜の姿に似せて作られているため、木目によって琴の値打ちも変わってきます。かつては会津産の桐が使われていましたが、30年代のブームのときに多くが消費され、現在は外国産の桐材が使われています。しかし、会津の桐も再び成長し、いい材がとれるようになってきました。
三絃は猫の皮を使うとされていますが、民謡のように力強い音を出すには、目が荒い犬の皮の方が向いています。猫の場合は胸、犬は背中の皮が使われます。これらの皮はプロの演奏者だと1年に2〜3回、普通の場合でも2〜3年で張り替えなければならなくなります。きつく張らなければいい音が出ないからです。とくに津軽三味線の場合はぎりぎりまで強く張るのです。 |
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歴史を受け継ぎ未来へと奏でる日本の音色 |
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組合が設立されたのは昭和40年代の半ばです。中部(東海3県)で36軒、愛知県だけで見ると27軒が加入しています。和楽器の需要そのものが少ないため、人口30万人に対し1軒という割合です。
製造から販売までそれぞれ得意の分野を仕事に生かしていますが、お師匠さんが顧客となることが多く、琴や三味線の調絃では、お師匠さんと対等に話ができるように、音を聞き分けられる確かな耳が必要です。
この業界でも後継者不足が問題となっていますが、組合ではパソコン講習会などを開き、インターネットやメールなどによる販路の拡大に努めています。
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