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愛知県自動車整備振興会

 

道路運送車両法で明確になった立場

 
 現代社会にとって、なくてはならない存在となっている自動車。とくに愛知県は自動車保有台数が全国一となっています。自動車は生活を便利で快適にしましたが、その一方で運転マナーやルールに違反すると大きな事故にもつながりかねません。一方、最近の自動車は故障しにくく、安全に運転ができるようになっていますが、それでも、定期的な点検や整備は、事故を未然に防ぐためには大切です。
 自動車の整備事業が明確になったのは、昭和26年の道路運送車両法の施行後です。この法律によって、自動車登録、保安基準なども明確化されました。
 

設立当時はわずか177工場

 
 自動車整備業の発展は自動車の普及と正比例しています。現在の愛知県自動車整備振興会も元をたどれば、昭和8年に設立された名古屋自動車修繕組合へと行き着きます。当時、自動車の整備を行うためには現在のような整備士の資格は不要で、機械好きな人が自由に行っていました。
 その後、戦争を経て、昭和22年に協同組合法に基づいて愛知県自動車整備工業協同組合が設立されます。さらに昭和26年の道路運送車両法の制定によって、協同組合から愛知県自動車整備振興会へと改組されました。そして、自動車振興会はこの法律によって自動車整備に関する設備の改善や技術の向上を目的とする根拠が与えられたのです。当時の組合員は177人(工場)だけでした。
 半年後の昭和27年、愛知県小型自動車整備振興会が設立されました。こちらは、昭和2年に発足した名古屋MC協会が母体となり、日本小型自動車協会愛知県支部を経て、終戦後の昭和21年に愛知県小型自動車整備組合を発足させ、そこから発展させたものです。両振興会は平成2年に合併しました。
 
安全を確保し
地球環境に配慮した整備
 

循環型社会を築く一翼を担う

 
 愛知県自動車整備振興会としてこれまで力を入れてきたことは、なんといっても自動車の安全の確保と公害の防止です。また、設立当初から今日まで、現場で活躍する自動車整備士を養成し、誕生させました。
 現在、組合員の数は約5000事業場です。そして、自動車の保安基準を満たすための車検整備のうち、約75%が指定(民間車検)工場によって実施されています。
 21世紀を迎えたいま、自動車整備業にも、新たな波が押し寄せています。一つは環境への対応です。カーエアコンに使用されている地球のオゾン層を破壊する特定フロンの回収を積極的にすすめたり、ディーゼル車から排出される黒煙低減のための適切な点検整備の呼びかけなども行っています。
 こうしたPR活動を広く行っていくため、平成12年10月には「愛整振ホームページ」も開設しました。また、循環型社会を目指し、使用済み車両や産業廃棄物の適正な処理の推進などにも取り組んでいます。
 

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